こんにちは。和の庭と暮らす、運営者のシンベです。
和モダンな家を建てようとすると
どのハウスメーカーが向いている?
平屋か二階建てか?
価格や坪単価はどのくらい?
このように気になることが一気に増えてきますよね。
この記事では、和モダンな家の外観・内装の考え方や、平屋と二階建て、和風住宅との違いを整理しながら、和モダン住宅に強いハウスメーカーの選び方を庭好きの視点も交えて解説します。
あわせて、積水ハウスの和モダン住宅の特徴と坪単価の目安、そして読者特典の「和モダン住宅チェックリスト」で、自分たちに合う一社と理想の住まい像をはっきりさせるお手伝いをしていきます。
- 和モダンな家の外観・内装・間取りの基本が分かる
- 平屋・二階建て・和風住宅との違いと選び方が分かる
- 和モダン住宅に強い大手ハウスメーカーの特徴がつかめる
- 積水ハウスで和モダンな家を建てるときのポイントと注意点が整理できる
和モダンの家とハウスメーカー選び

最初のパートでは、和モダンの家そのものをしっかりイメージできるように、外観・内装・平屋と二階建ての違い、そして純和風住宅との違いを整理していきます。
ここを押さえておくと、各ハウスメーカーのカタログやモデルハウスを見たときに「自分たちの好みと合っているか」を判断しやすくなります。
和モダン家外観のデザイン要点

和モダンな家の外観づくりで大切なのは、「和」と「モダン」を半々に混ぜることではなく、どちらを軸にするかを決めてから、もう一方をスパイスとして足すことです。例えば、瓦屋根や深い軒を持つ和寄りの家に、窓のラインや外壁の色でモダン要素を加えるのか、それともシンプルな箱型の外観に木格子や縁側風デッキで和のニュアンスを足すのか。
ここを決めておくだけでも、ハウスメーカーとの打ち合わせがぐっとスムーズになります。
外観の印象を左右する代表的な要素は、屋根形状、外壁の素材と色、窓の配置と形、玄関まわり、そして庭や外構です。和モダンな家では、切妻屋根や片流れ屋根に深めの軒を組み合わせ、外壁は白・グレー・黒などのベースカラーに木目をアクセントとして使うパターンが多く見られます。ガルバリウム鋼板のスタイリッシュさと、無垢材や木調サイディングの温かみをバランス良く組み合わせると、和モダンらしい落ち着きとシャープさが両立します。
玄関まわりは特に「和」の雰囲気を出しやすい場所です。引き戸風の玄関ドアや縦格子、袖壁のあるポーチ、足元の洗い出し仕上げなどを取り入れると、一気に和モダン感が高まります。玄関前のアプローチに飛び石風の舗装や植栽を組み合わせれば、日本庭園のエッセンスも加えられます。玄関外観をもう少し深掘りしたい方は、私の別記事和モダンな玄関外観づくりの基本も参考にしてみてください。
さらに忘れがちなのが、塀や門扉といった外構のデザインです。せっかく和モダンな家を建てても、既製の洋風フェンスをそのまま付けてしまうと、全体の世界観が崩れてしまいます。木製の横格子、瓦を載せた塀、竹垣風フェンスなど、和の塀と相性の良いデザインを選ぶことで、和モダンな家全体に一体感が生まれます。和風塀の種類や特徴は、和風の塀の種類と選び方で詳しく解説しています。
外観を検討するときは、ハウスメーカーの施工事例だけでなく、和モダン庭や日本庭園の写真もセットで眺めると、家と庭が一体になったイメージをつかみやすくなります。
和モダン家内装と間取りの工夫

和モダンな家の内装では、「素材」「色」「高さ」の三つを意識すると、失敗しづらくなります。まず素材ですが、床・天井・建具のどこかに本物の木や木目を取り入れると、和モダンらしい落ち着きが生まれます。床はオークやウォールナットなどの無垢材、天井の一部に羽目板、リビングドアを框戸風にしてガラスを組み合わせる、といった工夫が代表的です。壁は真っ白なクロスだけでなく、一面だけをグレーや土色にして、和紙調クロスや塗り壁風クロスでアクセントを付けると、陰影のある空間になります。
色は、ベースカラーを三色までに絞るのがおすすめです。例えば「白+木目+チャコールグレー」や「ベージュ+木目+黒」のように、自然をイメージできるトーンでまとめると、家具や小物を変えても散らかって見えにくくなります。ここに畳や障子、格子戸などの和要素を入れるときは、同じ色味の木や建材を選ぶことで、ごちゃついた印象を避けられます。
高さの工夫としては、天井の一部を下げて間接照明(※1)を仕込んだり、逆に吹き抜けや勾配天井(※2)をつくって縦の抜けを感じさせたりする方法があります。和室や畳コーナーをリビングの一角に小上がりとして設けると、床座の落ち着きとソファのくつろぎを両立できます。小上がりの下を引き出し収納にすれば、生活感を隠しつつ、和モダンな空間を保ちやすくなります。
間取りの面では、玄関から庭、リビングへと視線が抜ける動線を意識すると、和モダンの家らしい「奥行き」が生まれます。たとえば、玄関ホールの正面に小さな坪庭をつくり、その奥にリビングの窓越しの庭が見えるようにすると、来客時の第一印象がぐっと上質になります。坪庭や和モダンな庭づくりについては、和モダンな庭の作り方とレイアウトも合わせてチェックしてみてください。
和モダンな内装は「装飾を足す」のではなく、「余白を残す」発想が大切です。壁をすべて埋める収納にするのではなく、床から少し浮かせたフロート収納にして、足元の余白に間接照明や花を飾るだけでも雰囲気が変わります。
(※1)間接照明とは?
光源(ライトそのもの)を直接見せず、壁・天井・床などに反射させた「やわらかい光」をつくる照明手法のことです。
(※2)勾配天井とは?
平らな天井ではなく、屋根の傾きに合わせて斜めになっているため、空間が大きく広がって見えるのが最大の特徴です。
和モダン平屋の特徴と魅力

和モダンな家と相性が抜群なのが平屋です。もともと日本の伝統的な住まいは平屋が多く、庭とのつながりや縁側のある暮らしは、今のライフスタイルとも実は相性が良いんです。平屋にすると、家のどこからでも庭の緑を感じられたり、回遊動線をつくりやすかったりと、暮らしのストレスが減りやすくなります。
和モダン平屋の外観では、低く抑えた屋根のラインと、横に長く伸びる庇や縁側風デッキがポイントになります。屋根材は瓦でもガルバリウムでも構いませんが、軒を深めにとって影をつくることで、夏の遮熱と冬の日射取得のバランスが取りやすくなります。リビングから続くウッドデッキや濡れ縁を設けると、内と外の境界がやわらぎ、夕暮れに縁側で一息つくような時間を楽しめます。
間取りの面では、家族の気配がほどよく伝わるのが平屋の魅力です。LDKを中心に、寝室や子ども部屋、水まわりをぐるりと回遊できるように配置すると、生活動線が自然と短くなります。将来のバリアフリーを意識するなら、段差を極力なくし、トイレや洗面所を広めに取っておくと安心です。
和モダンの平屋は、庭との一体感を意識するとさらに魅力が増します。リビングから見える主庭、寝室から眺める小さな坪庭、浴室から眺める半露天風の庭など、窓ごとに「一枚の絵」のような景色を用意すると、毎日の暮らしがちょっとした旅館気分になります。日本庭園や和モダン庭の考え方を取り入れた平屋は、土地の広さにかかわらず、心地よさを大きく高めてくれます。
平屋は建築費が二階建てより高くなりやすいと言われますが、廊下を減らしコンパクトにまとめることで、総額を抑えつつ和モダンらしい贅沢さを演出することも十分可能です。費用はあくまで一般的な目安として捉え、正確な金額は必ずハウスメーカーや工務店に個別で見積もりを取りましょう。
和モダン二階建ての実例比較

都市部や狭小地では、和モダンな二階建てを検討する方も多いはずです。二階建ての場合、「一階は和寄り、二階はモダン寄り」といったゾーニングの発想を持つと、全体のバランスが取りやすくなります。例えば、一階にはリビングと和室、庭に面した縁側風のスペースを設け、二階には寝室や子ども部屋、書斎などプライベートなゾーンをまとめるイメージです。
外観は、縦長になりやすいボリュームをどう和モダンらしく見せるかがポイントになります。二階部分を少しセットバックさせて軒を深くしたり、バルコニーをインナーバルコニーにして陰影をつくったりすることで、箱型でも単調になりません。外壁は一階と二階で素材や色を変えつつも、どこかに木格子や木目の縦ラインを通してあげると、全体に統一感がでます。
内部空間では、吹き抜けリビングと和の要素をどう組み合わせるかが腕の見せどころです。一階リビングに畳コーナーを併設し、吹き抜けの梁を見せつつ、二階廊下からリビングを見下ろせるような構成にすると、上下のつながりと和の落ち着きが両立します。階段ホールに和紙照明を下げたり、二階ホールに小さな書斎スペースと障子風の建具を組み合わせたりすると、家全体に「和モダンの連続性」が生まれます。
和モダン二階建てで注意したいのは、プライバシーと採光、そして庭との関係です。道路側には細長いスリット窓や格子付きの窓を採用し、庭側に大きな開口を集中させると、外からの視線を気にせず開放感を得られます。二階のバルコニーやホールからも庭が見えるように計画しておくと、二階にいても季節の変化を感じやすくなります。
二階建ては構造的な制約も増えるため、「この吹き抜けは耐震的に大丈夫か」「この位置に大開口をとっても問題ないか」といった点は、必ず構造担当者や設計士に確認しましょう。安全性に関わる部分は、最終的な判断を専門家に委ねるのが大切です。
和風住宅と和モダン家の違い

和風住宅と和モダンな家は、似ているようでゴールが少し異なります。和風住宅は、瓦屋根、真壁づくり、伝統的な和室、床の間など、日本建築の意匠をより正面から受け継いだスタイルです。
旅館や古民家に近い雰囲気を求めるなら、和風住宅寄りのデザインが向いています。一方、和モダンな家は、現代的な生活スタイルに合わせた間取りや設備をベースに、和のエッセンスをバランス良く取り入れたスタイルです。
具体的な違いを表にすると、イメージが掴みやすくなります。
| 項目 | 和風住宅 | 和モダンな家 |
|---|---|---|
| 屋根・外観 | 瓦屋根・真壁・伝統的意匠が中心 | シンプルな外観+木格子や軒をアクセント |
| 内装 | 続き間の和室・床の間・障子が主役 | LDK中心+畳コーナーや一室だけ本格和室 |
| 間取り | 田の字プランなど伝統的な配置が多い | 回遊動線・アイランドキッチンなど現代的 |
| 設備 | 必要十分な設備に抑えた構成になりがち | 最新の設備をベースに和の意匠をプラス |
和風住宅は「日本建築そのもの」を楽しむ世界観であり、和モダンな家は「今の暮らしを日本的な感性で整える」世界観、と捉えるとわかりやすいと思います。どちらが正解という話ではなく、あなたと家族がどちらの暮らしにワクワクするかが一番大事です。
ハウスメーカーの中にも、純和風寄りの提案が得意な会社と、和モダン寄りが得意な会社があります。積水ハウスや住友林業は、和モダン寄りの提案に強く、伝統的な意匠も織り込みながら現代的な間取りをつくるのが上手な印象です。どの程度まで「和」を求めるのか、自分たちの好みを整理した上で、合いそうなメーカーをピックアップしていきましょう。
和モダンの家とハウスメーカー比較

ここからは、和モダンな家をハウスメーカーで建てるときに気になるポイントを、価格・実例の見方・失敗例・メーカーごとの特徴・資料請求の使い方という流れで整理していきます。特に最後のほうでは、和モダン住宅でおしゃれさを求めるなら積水ハウスが有力な選択肢になる理由と、このサイトの読者向け特典についてもお伝えします。
和モダン家の坪単価と価格相場

和モダンな家の坪単価は、採用するハウスメーカーや仕様によってかなり幅があります。大手ハウスメーカーで和モダンな注文住宅を建てる場合、一般的な目安としては坪80〜150万円程度とされることが多く、和の意匠や自然素材を増やすほど、上振れしやすい傾向があります。特に、無垢材の床・塗り壁・深い軒・造作家具・こだわりの庭を組み合わせた和モダン住宅は、一見シンプルでも職人手間がかかるため、コストが上がりやすい点に注意が必要です。
積水ハウスのような大手ハウスメーカーの場合、標準的な仕様でも坪単価は高めですが、構造・断熱・耐震・メンテナンス性などの基本性能がきちんと整っていることが多いので、長い目で見るとコストパフォーマンスが高くなるケースもあります。一方で、地域工務店やローコスト寄りのメーカーで和モダンテイストを取り入れる場合、坪60〜90万円程度に収まることもあり、その分、設備や意匠のどこまでこだわるかを取捨選択することになります。
ここで大事なのは、「坪単価」だけで比較しないことです。 同じ坪単価でも、含まれているもの(外構費・照明・カーテン・床暖房・太陽光など)がメーカーによって違います。見積書を見るときは、必ず「建物本体価格」と「付帯工事」「諸費用」「外構」「庭づくり」まで分けてチェックし、トータルでいくら必要なのかを把握しましょう。
また、和モダンな家は、開口部を大きく取りやすく、庭との一体感を重視することが多いため、断熱性能や省エネ性能も意識しておきたいところです。住宅の省エネ基準や断熱等級などについては、国土交通省「改正建築物省エネ法・建築基準法等に関する解説資料とQ&A」(出典:国土交通省)で最新の方針や基準が公表されています。細かな数値や法改正の内容は必ず公式情報を確認し、最終的な判断はハウスメーカーや設計士などの専門家と相談しながら進めてください。
ここで紹介した坪単価や費用感は、あくまで一般的な目安に過ぎません。土地条件や地域差、仕様の選び方によって大きく変動しますので、具体的な計画に入る際は、必ず複数社から見積もりを取り、内容を比較することをおすすめします。
和モダン家施工事例の見方

ハウスメーカーを選ぶとき、多くの方がまず見るのが施工事例やモデルハウスです。ただ、写真を眺めるだけでは「なんとなくおしゃれ」で終わってしまいがちなので、和モダンな家を検討するときは、少し視点を変えて見てみると良いですよ。
外観写真でチェックしたいポイント
外観写真では、デザインだけでなく「窓の位置」「庇の深さ」「玄関と庭の関係」を意識して見てみてください。例えば、リビングの大きな窓が道路側に向いているのか、庭側に向いているのか。庇は夏の日差しをどれくらい遮ってくれそうか。玄関まわりに植栽や飛び石があるかどうか。こうした点を見ると、そのハウスメーカーが「見た目だけでなく暮らしやすさも含めて計画しているか」が、なんとなく見えてきます。
内観写真で見るべきポイント
内観写真では、素材と色の使い方、照明の当て方、収納の配置をチェックしましょう。和モダンな家の施工事例で、床・天井・建具にどんな素材を使っているか、色数はどれくらいか、ダウンライトだけでなくブラケットやスタンド照明をどう組み合わせているかを見ると、そのメーカーの「和モダンの解像度」が分かります。写真に写っている家具が、造作なのか既製品なのかも、全体予算を考える上でのヒントになります。
間取り図の活用方法
施工事例に間取り図が掲載されている場合は、ぜひ保存しておきましょう。玄関からリビング、リビングから庭、寝室や水まわりへの動線がどうつながっているか、和室や畳コーナーがどこに配置されているかを確認すると、自分たちの生活にどれくらいフィットしそうかイメージしやすくなります。特に、庭好きの方は「どの部屋から庭が見えるか」「どの窓から四季の変化を感じられるか」を意識して見るのがおすすめです。
施工事例は、「自分たちの好みを言語化するための素材」としても役立ちます。気に入った和モダン事例の画像を3〜5枚ほどピックアップし、「どこが好きなのか」「どこは真似しなくていいのか」をメモしておくと、ハウスメーカーとの打ち合わせで好みを伝えやすくなります。
和モダン家づくりの失敗例対策

和モダンな家づくりでよく聞く失敗例としては、「思ったより暗くて暮らしにくい」「デザインを優先しすぎて収納が足りない」「和とモダンのバランスがちぐはぐになった」といったものがあります。ここでは、代表的な失敗パターンとその対策を整理しておきます。
失敗例1:雰囲気重視で照明が暗すぎた
落ち着いた和モダンを目指すあまり、間接照明メインにしてしまい、夜になると手元が暗くて家事や読書がつらい、という声は意外と多いです。対策としては、「雰囲気をつくる光」と「生活に必要な光」を分けて計画すること。キッチンやダイニングテーブルの上、ワークスペース、洗面所などは、しっかり明るさを確保しつつ、調光機能を付けてシーンに合わせて明るさを変えられるようにすると、和モダンな雰囲気も暮らしやすさも両立しやすくなります。
失敗例2:収納が足りず、すぐに生活感が出てしまう
和モダンな家は「余白」が大事ですが、収納計画が甘いと、その余白に物が溢れてしまい台無しになってしまいます。特に、リビング周りの細々したもの、掃除道具、衣類や季節物の収納場所は、間取り段階から具体的にイメージしておきましょう。小上がり和室の下収納、玄関横の土間収納、パントリー兼家事コーナーなど、和モダンの雰囲気を壊さない場所に収納を潜ませる工夫が大切です。
失敗例3:和とモダンのバランスが崩れた
和風の要素を足しすぎて「ただの和風住宅」になってしまったり、逆にモダン要素ばかりで「和を感じない家になってしまった」というケースもあります。これを防ぐには、「和要素は家の中で3〜4ポイントに絞る」と決めておくのがおすすめです。例えば、玄関・リビングの一角・主寝室・庭など、場所を絞って和の表現を濃くし、それ以外の部分はシンプルモダンに徹するイメージです。
デザインや設備を決めるとき、「将来のメンテナンス」と「家族構成の変化」も忘れずに考えておきましょう。特に自然素材や外構の植栽は、手入れの頻度やコストが変わってきます。正確な情報は公式サイトやカタログで確認し、最終的な判断はハウスメーカーや外構業者などの専門家に相談することをおすすめします。
和モダン家に強い大手メーカー

和モダンな家に強いハウスメーカーとしてよく名前が挙がるのが、積水ハウス、住友林業、一条工務店などの大手メーカーです。それぞれ得意とするテイストや構造が違うので、ざっくりと特徴を整理しておきましょう。
積水ハウス:和モダン外観と空間演出が得意

積水ハウスは、鉄骨と木造(シャーウッド)両方の構造に対応しており、外観デザインのバリエーションが豊富です。特に、深い軒や大開口、庇と軒天の木質仕上げを組み合わせた和モダン外観は、展示場でも目を引く存在です。内装も、吹き抜けやスキップフロアを織り交ぜた立体的な空間構成が得意で、和室や畳コーナーをモダンなLDKに溶け込ませる提案も上手です。
価格帯は決して安くありませんが、その分、構造・断熱・遮音・メンテナンス性など、住宅の基本性能が高いレベルで揃っている印象があります。和モダンの家で「外観も内装もとことんこだわりたい」「上質なホテルライクな暮らしを和テイストで実現したい」という方には、積水ハウスはとても有力な選択肢です。
住友林業:木の質感を活かした和モダン

住友林業は、木造住宅のプロとして、床材や造作材のバリエーションが豊富です。無垢床や突板フローリングの木目を活かした内装は、和モダンテイストとの相性が抜群で、リビングの大開口と軒の出を組み合わせたプランなどは、庭との一体感も含めて非常に魅力的です。価格帯は積水ハウスと同じく高めですが、「木の家」にこだわるなら比較候補に入れておきたいメーカーです。
一条工務店:性能重視の和モダンも検討候補

一条工務店は、高断熱・高気密を前面に出したハウスメーカーで、デザイン面ではシンプルモダン寄りの印象が強いです。ただ、和室や畳コーナー、木目の使い方次第では、性能の高い和モダン住宅を実現することも十分可能です。コストを抑えつつ性能を優先したい方は、一条工務店も候補に入れて、和モダン寄りの提案がどこまで可能か聞いてみると良いでしょう。
和モダン住宅に関しては、「どのメーカーが一番安いか」よりも、「どのメーカーが自分たちの好みを一番的確に形にしてくれそうか」を軸に選ぶことをおすすめします。 特に、積水ハウスは和モダン外観と空間演出のバランスが良く、このサイトでも「和モダン住宅ならまず検討してほしい一社」として位置づけています。
和モダン家資料請求の活用法

ハウスメーカー選びの第一歩としてよく利用されるのが、カタログや資料の一括請求です。ただ、やみくもに取り寄せると、紙の山に埋もれてしまい、何が何だか分からなくなってしまうことも。和モダンな家を前提に資料請求をする場合は、次のポイントを意識すると、情報整理がしやすくなります。
ステップ1:和モダンに強そうなメーカーを絞る
まずは、公式サイトや展示場情報を見て、「和モダン」「和風」「シャーウッド」「木の家」などのキーワードが多く出てくるメーカーを3〜5社程度に絞り込みます。その上で、各社の総合カタログと和モダン系の実例集をセットで取り寄せましょう。資料請求フォームに「和モダンな外観と庭のある家の事例が知りたい」と一言添えておくと、担当者が関連資料を追加してくれることもあります。
ステップ2:カタログを見る順番を決める
カタログが届いたら、まずは写真中心の実例集から眺めてみて、「直感的に好きか嫌い」を仕分けていきます。その後、気に入ったメーカーの仕様・構造説明のカタログを読み、「性能面やメンテナンス性が自分たちの希望に合うか」をチェックします。最後に、資金計画や坪単価の目安に関する資料を見て、「このメーカーならこのくらいの予算」と大まかなイメージを掴みましょう。
ステップ3:質問リストを作ってから展示場へ
資料をざっと読み終えたら、「ここは良さそう」「ここはまだよく分からない」という点をメモしておきます。和モダン外観の具体例、庭とのつながりを重視したプランの有無、和室や畳コーナーの提案パターン、照明計画の考え方など、気になるポイントを質問リストにしてから展示場へ行くと、限られた時間を有効に使えます。
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和モダン家ハウスメーカー選び方・まとめ
ここまで、和モダンな家の外観・内装・間取りの考え方から、平屋と二階建ての違い、和風住宅との違い、そして和モダンの家に強いハウスメーカーの特徴や資料請求のコツまで、一気に見てきました。情報量が多かったと思うので、最後に大事なポイントをぎゅっとまとめておきます。
まず、和モダンな家づくりでは、「和をどこまで求めるのか」と「現代的な暮らしやすさをどこまで優先するのか」を自分たちなりに整理することがスタートラインです。その上で、外観・内装・庭・照明・収納・間取りをトータルで組み立てられるハウスメーカーや工務店と組むことが、満足度の高い家づくりにつながります。
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- 家と庭をセットでイメージすること
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